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無痛分娩とは

無痛分娩とは

●硬膜外麻酔により痛みをコントロールする分娩方法のことです。
●この事により出産時の痛みを軽減しリラックスしてお産ができます。
●アメリカやフランスでは約80%のかたがこの方法でお産をされており、赤ちゃんにも安全な方法です。

硬膜外麻酔法とは



 

場所は?
背骨は幾つもの椎体が積み重なってできていますが、その椎体の間から約1mmの太さのチューブを硬膜外腔という場所に挿入します。(もちろん局所麻酔行った後に行います)。そのチューブに麻酔薬を入れ陣痛を取り除きます。


タイミングと所要時間は?
通常は陣痛がはじまってからチューブを挿入しておきますが、麻酔のタイミングは特に決まっていません。妊婦さんの希望によりいつでも行います。はじめは無痛分娩希望でない方も、途中から希望されればいつでも行います。ただし生まれる直前だと麻酔が間に合わないことがあります。

硬膜外麻酔の処置の時間は背中を消毒しはじめてからチューブを固定するまでの時間は約5分。麻酔薬を注入してから10〜20分で効果が現れます。硬膜外麻酔処置のときの痛みは局所麻酔を行ってからチューブを挿入しますので痛みは比較的軽いと思います。チューブが入ったままなので、麻酔が切れたら麻酔薬の追加投与がすぐできます。

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痛みをとる以外にもこんな長所があります

●産道が開きやすくなるので、初産の方、特に高齢初産の方や産道の硬い方にはとても良い方法です。
●血圧が上がりにくいため、血圧の高い方や、上がりやすい方にも安全な方法です。
●痛みは麻痺しますが意識ははっきりしていますから、いきむこともでき、お産をした満足感が得られます。
●緊急の際にはすぐに帝王切開を行う事が可能です。

短所とその対処法は

●微弱陣痛になり陣痛促進剤が必要になる事があります、また吸引分娩が必要になる率が上がります。
●保険が利きませんので分娩料が高くなります。(当院では現在4万円必要です)
●当院では帝王切開もほぼ全例硬膜外麻酔で行っており、1000例以上の症例に事故無く行っております。

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